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会津日本酒ツアー2018に参加してきました。

2/24に福島大学の学生さんが主催しているスタ☆ふくプロジェクトのツアー企画、会津日本酒ツアー2018に参加してきました。https://sutahuku.jimdo.com/今回は会津の造り酒屋さんを巡って実際に酒を造る工程を見学したり、利き酒を体験する日帰りツアーです。

当日、頂いたツアーのしおりです。
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しおりには会津地方の説明、解説などが載っており、「会津」という地名は古事記に「相津」として登場するほど会津の歴史は長いそうです。会津地方は戦国時代から上杉氏、蒲生氏、加藤氏、そして松平氏が治めていました。戊辰戦争の時には、会津は旧幕府軍側に付き、新政府軍と激しい戦いを繰り広げました。今年は戊辰戦争からちょうど150年という事もあり、各地で様々な催しが開かれています。

福島県には62もの酒蔵があり、全国有数の酒処です。昨年行われた全国新酒鑑評会では、都道府県別で金賞受賞の銘柄数がなんと5年連続で1位という素晴らしい結果を残しました。その福島県においても会津は特に有数の酒処であり、14もの銘柄が金賞を受賞しました。金賞を受賞したのは県全体で22銘柄であり、何と金賞にノミネートされた銘柄の7割近くが会津のお酒という事になります。福島県としても「日本一の酒処ふくしま」を積極的にPRしています。会津の気候・風土によりもたらされる豊かな水源やお米により作り上げられる会津の日本酒はとても旨みが強く、香りが強い事で有名です(上記のしおりより引用、抜粋しました)

最初に、他参加者さん、スタッフさんと会津若松駅で合流した後、昼食で会津坂下にある「蕎麦カフェ ファットリアこもと」さんで昼食をとりました。http://comoto.jp/index.htmlこちらのお店は造り酒屋を改装したものになっていて、まだ中側にその名残が残っています。

今回いただくおそばは地元のそば粉100%、つなぎなしで打ったものです。その他、店内では会津に関わるものも売られています。
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その次は100年以上の歴史をもつ酒蔵、会津坂下にある曙酒造さんで酒蔵の見学と日本酒、利き酒に関するビギナー講座のお話をお聞きしました。http://akebono-syuzou.com/今回、お話して下さったのは会津旨酒五丿井酒店店主の五丿井智彦さん、會津酒楽館店主の渡辺宗太郎さん、曙酒造杜氏の鈴木孝市さんです。

日本酒初心者講座、はじめての日本酒テイスティングでは、以下のお話をお聞きしました。
・ワイン=単発酵。葡萄に含まれるブドウ糖を餌に発酵する。シンプルに発酵が始まる。原料の違いが味わいの違いに大きく影響する。
・日本酒=並行複発酵。米のデンプンをブドウ糖に変えてアルコール発酵が同時に進んでいく、複雑な工程を経てアルコールになっていく。原料よりも、醸造工程による味の差が生まれやすい。
●並行複発酵とは?
①もろみと呼ばれる液体の中で、麹菌の酵素の力によりデンプンが糖に変わっていく。
②酵母菌の力で、糖をアルコールに発酵で変えていく。
→工程の複雑差から、日本酒の味わいの差異が生まれる。
●日本酒をより楽しむためには
・原材料は米・米麹・水とシンプルですがその反面、醸造工程が複雑。それが楽しさと言われてもわかりづらい。
・ある程度の事はお酒のラベルに書いてあるんです。読めるようになると少し余裕が生まれる。
・その先はもっと楽しいのはお酒好きな人との会話。日本酒をきっかけにどんどん話しかけて!(もちろん蔵元・酒販店にも)
・皆さんからお声がかかるのを待っています!

・浜で作られるお酒は刺身や魚料理に合うように作られるが、逆に山で作られたお酒は山菜など地元の食文化に合うように作られる傾向にある。
・会津は保存食文化のため、味付けが濃いのが好まれる。飲み口、風味は濃いめなので、浜で作られるお酒に比べるとくどく感じるかも?

●はじめての日本酒テイスティング
・テイスティングの前に和らぎ水を最初に飲む。お酒を飲む前に飲む水で、二日酔いを防ぐため。酒の仕込み水がベストですが、無ければ普通のお水で大丈夫です。
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・まずは色をチェック→グラスに注がれたお酒の色、色の濃さ、清澄度、透明度、不純物の有無などを見極めます。日本酒の澄んだ状態の本来の色は、青や緑がかった淡い黄色をしています。
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・香りをチェック→近頃のお酒は非常に華やかな香りを持つものが増えています。吟醸酒という香りでりんごやメロン、洋梨、バナナ、イチゴ等々。女性や若い方から人気を得ています。また、長期貯蔵による熟成香、木樽貯蔵による木香などを感じる事も出来ます。できれば原料であるお米(デンプン、炊き立て)の香りも感じ取ってください。

・味わいをチェック→まずお酒を5~10mlほど口に含みます。その時に感じる第一印象をアタックといいます。味わいの強さや優しさを感じてください。アタックを感じた後、利き酒師やソムリエなどがやっている「口をすぼめてズルズルする」バブリングという手法で香りを立たせます。余計な香りを感じてしまう場合があるので、皆さんには不要の技術かもしれませんが…。

・余韻をチェック→お酒を楽しむ上で非常に大切なのがここではないでしょうか。ここがダメだと「わぁーおいしい!もう一口!」とはなりません。ただし、心地よい余韻は苦みや渋みである場合もありますし長く残る余韻も決して悪いものではありません。自分なりの心地よさを見つけてください。

・お酒にも渋味、苦味があるからおいしくない!という訳ではありません。お酒の味覚は一人ひとりそれぞれ違います、自分がまずい、おいしいという感覚と他人の感覚を否定、比較しないように。

テイスティングは皆さんにとっては「自分の楽しみのため」と考えてください。他の人が感じる事を否定したり、自分の感覚を押し付けたりすることは意味のない事です。日本酒に限らず、お酒が皆さんの楽しい生活の潤いであれば幸いです。

今回、曙酒造さんで試飲させて頂いたお酒は「一生青春 純米吟醸」「天明 純米 火入」「天明 焔 生酛純米 生酒」「スノードロップ」含め9種類のお酒を飲ませて頂きました。また、試飲の時にお酒に合うおつまみとしていちご、会津名産のにしんの山椒漬け、たくあんも頂きました。
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曙酒造さんの酒蔵見学の後、お土産購入として會津酒楽館を訪れました。http://www.souta-shoten.com/私は曙酒造さんのヨーグルトリキュール「スノードロップ桃味」とメルシャンの「福島県会津地方新鶴地域収穫 地ワイン」、カマンベールちー豆を購入しました。
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その後の懇親会では、立ち飲みスタイルで日本酒を楽しめるお店「酒粋心 我流」さんでお食事とお酒を頂きました。https://ja-jp.facebook.com/garyuugaryu/色々なお酒を試飲したのですが、上記のお酒も含めておいしかったのは会津酒造さんの「シトラス」、曙酒造さんの「スノードロップ」が個人的に好きです。
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今回のツアーは自分の知らない話を色々聞けてとても面白かったです、スタ☆ふくプロジェクトの皆様にはお世話になりました、どうもありがとうございました。

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