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東日本大震災・福島原発事故5年国際シンポジウムに行ってきました。

3/8(火)、福島県立医科大学主催の「東日本大震災・福島原発事故5年国際シンポジウム」に行ってきました。今回のシンポジウムでは福島県知事内堀雅雄氏の特別講演をはじめ、IAEA(国際原子力機関)、ICRP(国際放射線防護委員会)、UNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会)、WHO(世界保健機関)関係者の講演があるという事で外国の方も多くいらっしゃっていました。また今回は招待講演「市民の皆さんからのメッセージ」という事で演者は、パネルディスカッションのパネリストも兼ねてほぼ女性でした。

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当日はシンポジウムの写真撮影、録音は禁止という事でメモ書きで書かせて頂きます。

●UNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会) マルコム・クリック氏
福島第一原発事故におけるUNSCEARの活動
・UNSCEARは国連総会により設置された科学委員会。科学的根拠を提供する。
・政策には関与しない(初期対応や緊急対応に直接関与する機関ではない)
・国連総会において、被ばくのレベルと影響を報告する機関。「2011年東日本大震災後の原子力事故による放射線被ばくのレベルと影響」を根拠となる学術文献とともに2014年刊行。
・健康影響→発ガン率は現在の水準を維持する
・2015年10月にUNSCEAR2015年白書が刊行。UNEP(国連環境計画)によって放射線に関する一般向けの小冊子が準備されている。日本語版なども出てくる予定。

●福島県知事 内堀雅雄氏「震災から5年 ふくしま復興は今」
・避難区域面積→県面積の約7%
・県外、県内避難者数は徐々に減少。
・常磐自動車道は開通。JR常磐線は全線開通方針。Jヴィレッジは一部営業再開予定。
・復興の課題→廃炉作業の着実な進捗と安全確保。
・山菜、キノコの基準値超過数割合は0.82%。水産物は0.01%
・福島県内の温泉がじゃらん温泉ランキング上位。
・全国新酒鑑評会で福島県の日本酒が3年連続で金賞受賞数1位。
・再生可能エネルギー、ロボット産業(医療福祉、農業分野、災害対応ロボット)を県の新産業として力を入れていく。

●ICRP(国際放射線防護委員会) ジャック・ロシャール氏 「専門家と住民の関わり:チェルノブイリ、そして福島の経験から」
・チェルノブイリ周辺地域からの帰り電車の途中、自分たちのコンパーメント(客室)に同乗した若い一人の男性がいた。自分達の活動を話したら、「ここの地域に住んでいる女性とは結婚したくない」と独り言を言われた。
・事故には人間的な側面がある。
・「彼らは測って質問するだけだった」→住民が専門家に懐疑的になる、信頼を喪失する。
・住民は将来に対しての心配、人の目を気にする。本人自身が意志決定できるか?
・専門家の役割は地元の人にサービスをすること。分析するだけではなく地元の人と一緒に協力して問題解決する、行動する。矛盾した指導はしない。
・復興は長い道のり、何年もかかる。
・「自分の物語を雄弁に語る」→復興のきっかけになる。
・チェルノブイリで30年経過しても問題を抱えている村がある。
・放射線防護で不必要に厳しい防護策を取ると、返って色々な問題が出てくる。ベラルーシと福島の状況は似通っている。
・ボランティアで専門の人々を呼ぶのは重要。福島の件で自分から関わっていく専門家が多いのは非常に驚いた。
・自分達で意志決定して生活するのが重要。実際に生活していくのは住民。
・当たり前だと思っていた生活が壊れてしまうのが住民の心に残ってしまう。手に入れた情報を理解し、自分達の生活に自信を持つようにする。

●福島のエートス 安東量子氏
・いわき市の末続区で活動している。末続区は震災後、福島第一原発の距離的な関係もあって一時、避難区域になった。その後若い世代が減少している。地域の安全性に強い懸念がある。→避難地域に共通する問題
・食事の陰膳調査‥3.2Bq/kgが検出された。→「この数値は高いの?低いの?」測定値単体では、意味不明なただの数字。
・この数値は健康に影響があるかどうか?一般的な結果と比べてどうなのか、自分の食生活を変える必要があるのか?
・地域の食生活の測定結果を知ることが、自分の測定結果を判断するための大きな判断材料になった。
・いつも線量を測っていれば何かあった時に自分でわかる。3ヶ月間線量を測った結果、1日あたりの積算線量の推移が分かった。
・気軽に住民が話せる場所を作る。月に2~4回、食品測定する。いつでも話せる、測定する場所があるから普段気にしないでいられる。
・100Bq/kgの壁がある。100Bq/kg以上は他の人には食べさせない、自分も食べない。100Bq/kg以下はだいたい問題ないと考えている人が多い。

●福島めばえ幼稚園 伊藤ちはる氏
子どもの心身の健康のためにはじめた福島での保育の取り組み

(2011年4~6月)●幼稚園の屋外の線量は2~3μSv/hから除染後0.3~0.4μSv/hに減少。2011年はエアコン、空気清浄機を導入、購入し、外遊びは一切なし。
・極度の緊張、異様な雰囲気を察しての萎縮が子どもに見られた。奇声、けんかなど。子どもの作品にも親のイライラが表れている。夏休み後に少し落ち着いた。
・以後、室内でも子どもが遊べる工夫をした。
・両親、母親は自分の子供、生活を守るのに必死
 →ぞくぞくと周囲の家族も避難していく中、避難するかしないかの選択を迫られる(本音を避難者同士で話せない)不安、イライラ、家庭不和の状態に。
 →よかった探し、できることをする、福島で生きる覚悟。
・両親が色々な事を相談できる相談室「いちごの部屋」を開設。相談室、心のケアと表記すると相談者は来ない。2011年は夢中だった1年を過ごす。

(2012年)●線量は0.3~0.2μSv/h。外遊びの時間は30分。
・子供自体、外に出ないことに慣れてしまった。外に出ようとしない。
・三歳児の頃の子供に、かみつきの多発。
・自然な物は怖い、ダメな物として認識している。

(2013年)●線量は0.1μSv/h。外遊びの時間は1時間。
・砂遊び、自然物遊びを再開して子供達を屋外でなるべく遊ばせる方針にしたところ、外の固定遊具での遊び方が身についておらず、けがが多発した。
・運動能力測定で初めて全国平均を下回るようになった。
・心理面で不安定な姿が増えて、クラスが落ち着かない状態(男児は暴れたり、女児はいじわるが目立つようになる)
・保護者の相談が増えた。震災後の疲れ、イライラがたまっている。

(2014年)●線量は0.1μSv/h。この年から通常の外遊び。
・目線が合わない、落ち着きがない子供が目立つ。
・震災後の疲れから、祖父母の不安定な姿が増える。
・子育てのしづらさを訴える意見も出てきた(避難による孤独や心の閉鎖など)2011年後に出産した子供の入園により、2011年のような放射線の不安があるがなかなか口に出せない。(両親が避難して戻ってくる時期)

(2015年)●線量は0.1μSv/h
・意欲がない子供が目立つようになる。
・2、3月に「いちごの部屋」での相談が増加するように(仮説:3月に向かう事への不安が無意識に出ているのでは?)
・「命の日」を決めるようにした。「みんなが生まれてよかったんだよ」と命の大切さを実感する日。
・土地を借用しての大きな畑栽培を再開した(除染により、土地がやせてあまり育たない)

●伊達市在住大槻真由美氏
・6人家族構成の主婦。
・自分たちは震災後避難したが、祖父母は「家の近所に親せき、友人がいるから避難できない」と避難しなかった。
・避難先の青森では親切にしてもらった。その頃、福島から避難した家族、子供が避難先で差別されるニュースを聞いて不安になる。
・福島は本当に住むことができないのか疑問に感じ、自分の目で見て確かめることにした。家には重機などもそろっていたので、線量計で測定し自分たちで家の周りを除染した。重機類を使って除染、木の伐採を行った。行政の除染が開始されたのはこの後の時期。土壌の放射能測定をした所、ヨウ素は徐々に減少していった。
・その頃住んでいた所で子供が唯一いた家庭だったため、マスコミの取材が集中した。精神的に不安定になり、ニュースを見ることで絶望的な気分になったりした。
・放射線に関する色々な講演会に足を運ぶように。どれが正しい情報なのかいまいち判断しづらかったが、少しづつ落ち着いてくるようになる。
・除染された場所で測定してから、子供を遊ばせるようにした。だが、線量計の数字を見ると不安になる時もあった。「もうだめだ」と思う事が何度もあった。
・「家族のみんなと一緒にいられることが幸せだ」と祖母が言った。家族と離れずに行動したことが、結果的に幸運だった。
・同じ市内の人が訪ねてきたり、他の人と一緒にお茶を飲む機会をなるべく増やすようにしている。

●福島県立医科大学准教授 後藤あや氏 
・母親、疫学者、公衆衛生医の3つの視点をもって産婦人科の研修や母子保健、地域の保健師に関わっている。
・震災後、母親たちそれぞれにどこかしら違いはあるが不安をかかえてバランスをとっている。
・2011年5月‥親の初期不安に対応。
 2011年7月‥親の長期不安に対応。
 2011年11月‥長期的対応システムを構築。
・原発事故下で実際に保健師がどのように対応していけばいいのか、活動に対する文献、論文などはほとんどなかった。チェルノブイリ事故に地域で活動していたICRPのエートス関連のもののみ見つかった。
・乳幼児健診といった既存データを活用する事にした。
・育児に自信がない母親の割合は2011年で約60%。家族内での放射線のリスク認知の違いもあり、家庭内での人間関係に影響がでている。
・保健師は住民に情報を伝達する役割。リスクに関することは、数値で一番理解が難しいので慎重に伝えるようにした。ピクトグラムを使ったり、分かりづらい所があったらマーカーで箇所に色付けしたりするなど分かりやすい説明の工夫をするようにした。

●福島県立医科大学准教授 緑川早苗氏 
甲状腺検査としての現場から見た放射線災害-母親としての気づき、医療者としての気づき-
・2011年秋から甲状腺検査を開始した。
・母として泣いている子供を無理に検査するってどうなんだろう?医療者としてどうやって検査結果を伝えるのがいいのだろうか?多くの希望者に精度の高い検査を見つけてもらうには?
・のう胞は医学的に心配のいらないものに関わらず、心配される方がたくさんいた。
・学校などでの保護者向け甲状腺説明会
 →不安の払しょく、甲状腺検査の意味を共に考える。
・甲状腺検査の結果は紙切れ一枚という批判
 →甲状腺検査の結果(A2、B2判定)が新たな不安を惹起する。
・放射線のせいでのう胞ができたのでは?→個別の結果説明、会話が必要になったのと受診者や母親の不安に答えるため、検査ブースとは別に説明ブースを設置。(アンケートでは説明ブースに対して満足の結果が出た)
・子供達は甲状腺検査をどう思っているのか?
 →子供達にも説明が必要。子供は親の気持ちを察して、考えて行動している。
・子供達の多くはなぜ検査を行っているのか知らない。
・子供達は日常の生活の中では言葉、態度にも出さないけれど、まだ地震、放射線のことを気にしている。放射線災害下の風評を見聞きし、差別や将来を気にしている。
・母として子供が甲状腺がんとして診断されたら、放射線との関係を考えてしまうのは当たり前。
 →これからの検査のあり方を考える時。
・受診の意思確認や受診のデメリットを減らす努力が必要。

●安東量子氏、伊藤ちはる氏、大槻真由美氏、後藤あや氏、緑川早苗氏の5名によるパネルディスカッション(5名の発言は時系列順に以下それぞれバラバラに書いています)
・末続区に住んでいる住民は現在高齢者がほとんど。甲状腺検査の結果を受けて、放射線が原因だと考えている。大人である自分も検査を受けた方がいいのではと思っている。
・医師や高名な学者、博士の人のスライドは分かりにくい、理解しづらい。お母さんと同じ言葉で話してほしい。
・5名の活動で大事な点は「場」と「きっかけ」づくり。PTAやクラス講談会も有効なのでは?
・エートスの食品測定会では、地元の人が勝手に話してくれる事もある。恐ろしく辛い情報もみんなで一緒に情報共有したのが良かった。
・行っちゃいけない場所があったら、囲みを作ったりした。思うように遊べない子供にはタッチケアをしていた。
・非破壊で放射能測定をしてくれる所があるので、自家用野菜を測定する事ができる。言葉だけでなく、一つ行動することも大事。
・甲状腺検査の最初は無我夢中だった。
・まず相手の話を聞くことが相手を受け入れることになる。
・震災から社会全体の問題にスライドしていっている。
・震災直後はせっぱつまってイライラしていた。子供の前で泣いた事もあった。とにかく子供の事を第一に考えていた。そんな自分の姿を見ている子供の影響は放射線よりもあったのでは。
・母親が一生懸命自分たちのためにやっていることは子供には伝わっていると思う。
・子供が泣いても無理やり甲状腺検査をさせる必要はない。後から受けさせても大丈夫なようにしたい。
・祖父、祖母の人たちは孫やお嫁さんにすごく気をつかっている。
・高齢者の世代の人たちは「自分たちはいくらでも自家製の野菜を食べてもいいけど…」と自分を見放している言い方をする人もしばしばいる。それを何か変えられればと思う。

この後は学生代表メッセージとして、福島県立医科大学学生の関根さんから、震災後に福島県立医科大学と福島大学の有志で立ち上げたボランティアグループ「WILL」に関してお話して下さいました。WILLは全国の医療系学生さんと災害医療セミナーを行ったり、他県での講演、ワークショップなど「伝える」「備える」の二つの柱で活動しています。

今回は女性の発表者が多く、違う視点での意見を聞けて新鮮に感じたシンポジウムでした。お話して下さったパネリストの皆様、ブログの掲載許可を了承して下さった国際連携室の皆様どうもありがとうございました。
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2014年度~2015年度の会計報告。

2014年度~2015年度の活動報告、計上報告をこちらに書かせて頂きます。

(2014年12月、2015年7月)
・いなかふぇ会員間の勉強会
(2015年度)
・4月 皆既月食月見会
http://inakafe.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
・5月 福島スィーツ会
http://inakafe.blog.fc2.com/blog-entry-12.html
・7月 宇宙探査機カフェ「宇宙を探る世界の探査機たち-冥王星からはやぶさと福島まで-」
http://inakafe.blog.fc2.com/blog-entry-23.html
・9月 心理学カフェ 「怪しい情報に騙されないための思考法」
http://inakafe.blog.fc2.com/blog-entry-31.html
(2016年2月)
・いなかふぇ会員間の新年会
http://inakafe.blog.fc2.com/blog-entry-47.html

●計上報告
・収入:74,000円
・支出:103,483円

また、参加者の方から寄付金合計で61,000円頂きました。ありがとうございます。頂いた寄付金は猪苗代サイエンスカフェの活動費(講師の謝礼金、会場費、交通費、雑費等)に当てさせて頂きます。

プラネタリウム スプリングコンサート。

郡山駅前にあるビッグアイ最上階になるプラネタリウムで3/12(火)、ZABADAKさんのライブが開かれるという事で行ってきました。http://www.space-park.jp/events/concert/2016/0312/index.html以前からこちらのプラネタリウム内では宇宙に関する番組の放映や、星空に合わせて音楽を流したりするコンサートなどが行われています。

ZABADAKさんのライブは私も何回か他の場所で聞いたことがあるのですが、今回は迫力のあるプラネタリウムの星空や福島の写真と合わせてのライブというのもあって、とても良かったです。印象的だったのは2011年3月11日の星空を映したさなか「Wonderful Life」を演奏され、心に沁みました。色々と歌詞も胸に来るものがあって私自身、泣きそうになりました…。相馬の民謡、「相馬二編返し」もかっこよかったです!今年はめでたくZABADAK結成30周年を迎え、今回はこちらで4回目のライブとのことです。

コンサート終了後、物販コーナーでCD購入後に吉良知彦さん、小峰公子さんのサインを頂きました。どうもありがとうございます。
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こちらはビッグアイ23階から見た郡山の夜景です。こちらから見る昼間の景色もきれいですが、郡山の夜景もオススメです。スペースパークの展望ロビーは20:00まで開かれていますので、郡山に来る機会がありましたらぜひ見てくださいね。
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心臓病教室「心不全ってなんだろう」に行ってきました。

先月に郡山市の星総合病院で、健康教室の一環として心臓病に関するミニ講座があるという事で行ってきました。星総合病院さんは地域の連携を重視した、どこでもメディカルセミナーや健康教室などの活動も行っています。心臓病教室は1カ月に4回開催していたのですが、私はその中の心不全に関する講座を受けてきました。4回毎それぞれ、管理栄養士さんや専門医さんが講師でお話しています。主に入院患者さん向けの内容もありますが、参加者は院外の方でも大丈夫です。今回は慢性心不全認定看護師の李民純さんが講師です。
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日本の死因第1位はがん、第2位は心臓病。25.4%が心臓と血管の病気。(心疾患が15.5%、脳血管疾患が9.9%)動脈硬化関連疾患が増加している。ちなみに第3位が肺炎です。
 日本の現状(超高齢化を迎えた日本)

福島県民、協会けんぽ福島支部加入者の健康度(全国順位)によると、
・血圧のリスク保有率(協会けんぽ福島支部加入者)‥男性、女性共にワースト第1位
・急性心筋梗塞による死亡率(福島県民)‥男性、女性共にワースト第1位
・脳梗塞による死亡率(福島県民)‥男性ワースト第5位、女性ワースト第1位
・糖尿病による死亡率(福島県民男女合計)‥ワースト第3位
・喫煙者の割合(福島県民男性)‥ワースト第1位
福島県の現状(健康度)

心臓病の内、心不全の患者さんが35%、心筋梗塞が26%、狭心症などが18%、不整脈が12%となっています。
心臓病のうちわけ

●心臓のしくみ
・筋肉のかたまり、右手のこぶしほどの大きさ。
・4つの部屋に分かれている。
・全身に血液を送り、また受け取るポンプの役割がある。
●心臓のポンプ作用
・心臓は1日10万回打ち続け、体の隅々まで血液や栄養を運んでいる。
・一回の鼓動で60mlの血液が運ばれる。80歳の年齢まで心臓が血液を運ぶ生涯の総量は約1億トン、これは富士山の保有水量に匹敵する。
心臓のしくみ(1)心臓のポンプ作用
 
●心不全とは?
・何らかの原因で心臓のポンプ機能が悪くなった状態の事。
・全身に血液を送れなくなったり、もしくは全身の血液を受け取れなくなった状態。
・その結果、様々な症状が出る。
●心不全のさまざまな症状
・体が要求する血液が送り出せないために起こる症状‥坂道、階段での息切れ。日中の尿量、回数の減少。手足が冷たい感じ。全身倦怠感。
・体に血液が滞ってしまう「うっ血」によって起こる症状‥体重(2、3㎏以上)の増加。夜間の尿量の増加。食欲不振。夜間の尿量の増加。むくみ(消化器もむくむ)。夜間の呼吸困難やせき。
心不全とは?心不全のさまざまな症状
 
●どうして心不全になるの?
心不全を悪くするきっかけ+心臓に負担がかかる病気で心不全になる。
●心不全を引き起こす心臓の病気
・心筋梗塞、高血圧、心筋症、先天性心疾患、不整脈、弁膜症など。心不全の原因になるのは主に高血圧、心筋梗塞。
・心不全になると心臓自体のサイズが大きくなる。
どうして心不全になるの?心不全を引き起こす心臓の病気
 

●心不全を悪くするきっかけ
・塩分・水分のとりすぎ
・薬の飲み忘れ
・体の動かしすぎやストレス
・感染、発熱(冬に多いのは誤嚥)※誤嚥…食物などが、なんらかの理由で、誤って喉頭と気管に入ってしまう状態
●繰り返しやすい心不全という病気
・再入院率の約40%が退院後2年。退院後約4時間で再入院する人もいる。非常に繰り返しやすい病気なので心不全とうまく付き合っていくことが大事。
心不全を悪くするきっかけ①くりかえしやすい心不全という病気


●大事なポイント
・心不全は症状が良くなっても、何らかのきっかけで悪くなることがあります。
・心不全の悪化を日頃から防ぐことが最も大切です。
大事なポイント

●どうやって心不全の悪化を防ぐの?
→悪くするきっかけを作らない
・食事の調整、禁煙、禁酒
・薬をきちんと飲む
・適度な運動と休息のバランス
●減塩について
・日本人の塩分摂取量は世界トップクラス。日本人の平均では男性11.8g、女性10.1g摂取している。1日の食事の塩分摂取量は6,7gがベスト。
・北国ほど高い傾向がある。食事に漬物を出すことが多いため。漬物に醤油をかけて食べる人も。
・福島県の摂取量は男性13g(3位)、女性11g(2位)
・一番低いブラジルのヤノマモは、南米アマゾン川の源流に住むヤノマモインディアンの民族。食生活では食塩をまったく取っていない。
どうやって心不全の悪化を防ぐの?減塩について

めざすべき一日の食塩摂取量は男性9g未満、女性は7.5g未満。
塩分クイズ①

●塩分クイズ
・塩分の一番低い食べ物は月見うどん、チーズバーガー、ビーフカレー、牛丼のうちどれ?
・答えはチーズバーガー1.7g。洋食は比較的塩分が少ない。
・月見うどんは4.9g(汁を8割残すと2.3g)、牛丼は2.9g(紅生姜があると4.3g)、ビーフカレーは3.3g。
20160219_051722065_iOS(塩分クイズ)

●塩分が高めな食品
・カツ丼1人前(6.9g)、塩サケ辛口一切れ80g(6.5g)、ラーメン1人前(5.2g)、カップラーメン75g(4.0g)、ソース焼きそば1人前(3.8g)、たくあん5切れ30g(2.1g)
●減塩のコツ
・お寿司のネタ側に醤油をつける、焼肉の端にタレをつけると塩分が約半分に。
・無理のないペースで減塩する。極端な塩分なしの生活をする必要はない。食事がストレスにならないよう無理のないペースで。
・食卓に調味料は置かない。
・麺類の汁は残す。
・まんべんなくではなく、メリハリをつけた減塩を。
塩分が高い食品
減塩のコツ

●運動
→動きすぎも動かなすぎも良くない
・個々の心臓の力に合わせた運動を。
・寝すぎ、休みすぎもかえって良くない。
・個人差があるので必ず自分にあった運動をしましょう。
●心不全の悪化を防ぐためには
→最小限に食い止めること
・心不全の症状は幅広い、心不全が悪くなったときの黄色信号を知る。
・病院に行くタイミングを知る。
運動(心臓病教室)心不全の悪化を防ぐためには

●心不全が悪くなってきた黄色信号
・体が要求する血液が送り出せないために起こる症状‥坂道、階段での息切れ。日中の尿量、回数の減少。手足が冷たい感じ。全身倦怠感。
・体に血液が滞ってしまう「うっ血」によって起こる症状‥体重(2、3㎏以上)の増加。夜間の尿量の増加。食欲不振。夜間の尿量の増加。むくみ(消化器もむくむ)。夜間の呼吸困難やせき。
心不全のさまざまな症状

●心不全の赤信号
・絶対に我慢しないで今すぐ救急車を!心不全は寝たら治るということはない。寝させるのではなく起座呼吸にさせると肺のむくみが軽くなる。※起座呼吸についてはこちらをご覧くださいhttps://nurseful.jp/career/nursefulshikkanbetsu/pulmonology/section_1_02/
・意識がもうろうとしている。
・息苦しくて横になっていられない(座ると少し楽になる)
・冷や汗をかく(心臓が弱っているときに出る症状)
・ぜんそくみたいな息づかい。
・胸、腹に水にたまり手、足にむくみが出る。指先の色が悪くなる。
心不全の赤信号

●日頃からできる心不全の見方
・毎朝体重を測る。朝、トイレに入ったときに測るのがベスト。
・血圧・脈拍を測る。
・むくみの程度を知る。
・血圧、体重などを手帳に記録する。
日頃からできる心不全の見方

●最後に…
生活習慣を変えることは大変なことです。どうしたら心臓に不安を抱えながらでも、いきいきとした生活を送れるか一緒に考えさせてください。入院中に生活の見直しをしていきましょう。
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お話してくださった李民純先生、お相手してくださった病院のスタッフの皆様ありがとうございました。

新年会+いのしし鍋会を行いました。

先月末に伊達市月舘町にあるつきだて花工房さんで、新年会の一環としていのしし鍋会+まったり宴会を行いました。今回は花工房さんの施設の一部をお借りして、昨年の山菜取りで使用した小屋http://inakafe.blog.fc2.com/blog-entry-10.htmlでいのしし鍋をしました。花工房さんのスタッフの人にお手伝い頂いて、味噌仕立てのお鍋を作りました。いのしし肉は食べたことがなかったのですが、みそで獣臭さが中和されておいしかったです!上等な豚肉のような食感が楽しめました。また、個体差によってお肉の獣臭さは違うらしいです。鍋の締めはうどんを頂きました。

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それぞれ持ち寄ったお酒の撮影。持ち寄ったお酒のひとつ、色々種類がある霧島ビールを頂きましたhttps://www.kirishima.co.jp/products/beer/kirishima-beer.html その中の日向夏は柑橘類が入っているためか、ちょっとオレンジジュースの味がするビールです。
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いのしし肉を塩、胡椒で味付けしていためたもの。こってりした脂身と塩味が絶妙にマッチしていておいしかったです!
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お肉と具が多くて、少し余ってしまったの図。うーん、もったいない‥。
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こちらは花工房さんの夜ご飯です。郷土料理のいか人参、紅葉漬があります。
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お品書きと伊達鶏のメンチカツ、ブリ大根、釜飯、デザートです。
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今回の持ち寄りのお酒として、稲川酒造店の純米大吟醸無濾過原酒『七重郎』(黒ラベル)、袋吊りしぼりたてうすにごり原酒http://ur0.xyz/srZaのものを持ってきました。皆さんに好評で、あっという間になくなっちゃいました。
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二次会では肉のおおくぼさんで購入したhttp://www.nikuno-okubo.jp/products/detail.php?product_id=3差し入れの馬刺しを花工房さんにスライスして頂いて、持ち寄りのお酒を飲みながらまったり皆さんとお話しました。
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福島県産の桃を使用したキリン 氷結® ももとhttp://www.kirin.co.jp/company/news/2016/0108_07.html
武甲酒造さんの本醸造原酒武甲正宗。http://www.bukou.co.jp/shop/goods.htm
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花工房さんの朝ごはん。
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帰りは飯野町のUFOふれあい館とUFO物産館に寄って、お昼に飛び魚ラーメンを頂きました。ふれあい館はUFO関係の蔵書が豊富で芸能人の方も結構訪問していて、サイン用紙が入り口に飾られています。二階には大浴場と休憩用の和室もあります。
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つきだて花工房様、参加してくださった皆様ありがとうございました。

■おまけ。
花工房さんに行く途中に福島駅西口にある複合施設、コラッセふくしまさんに立ち寄ってきました。中にある産業プラザでは福島市に在籍しているメーカーさんの展示が色々あります。

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人工衛星に使用されるハイブリッドICを製造している、NECネットワークプロダクツさん。はやぶさにも製造された機器が搭載されています。

福島市唯一の地酒メーカー、金水晶さん。
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福島県溶接技術競技会の優秀者作品展示コーナー。
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他大学との産学連携事例の紹介も展示されていました。
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