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経世済民の男、松永安左エ門。

NHKで放送されていた放送90年記念スペシャルドラマ経世済民の男、『鬼と呼ばれた男~松永安左エ門』の配信がNHKオンデマンドで始まりました。
http://www.nhk.or.jp/dsp/keisei/yasuzaemon/index.html

https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2015064821SA000/

いなかふぇブログ内で猪苗代湖周辺の水力発電所ツアーの記事を書きましたが、このドラマの中でも水力発電について福島県の尾瀬、只見川、猪苗代と阿賀野川水系についても少し触れられています。(ブログ記事はこちら→http://inakafe.blog.fc2.com/blog-entry-19.html)
戦後の日本の電力の歴史に関わりが深い「電力の鬼」と呼ばれた松永安左エ門を描いたドラマです、気になった方は是非ご覧ください。

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「はじまるしぇ~秋の大収穫祭!」に行ってきました。

4月に皆既月食月見会を開いた会場のはじまりの美術館で、10/11(日)に「はじまるしぇ~秋の大収穫祭!」というワークショップ、露店の集まりが催されたので行ってきました。(4月の皆既月食月見会の様子はこちら→http://inakafe.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
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当日は生憎と雨混じりのお天気でした。美術館の中ではいなわしろ民話の会さん、裏千家さんのお茶席もありました。
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外のお店の一つ、郡山の酒蔵、金寳酒造 仁井田本家さんのお店。酒粕を使用していたスィーツも売っていましたが、早々に完売していました。金寳酒造 仁井田本家さんについてはこちら→http://www.kinpou.co.jp/
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磐梯熱海のホテル華の湯さんで取り扱っているメニュー、華カレー。ご飯に添えられているのはいかにんじん煎餅だそうです。華カレーは通販も行なっています→http://www.fukushima-ichiba.com/info.php?id=I0000705&type=item
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ワークショップの一つ、女子の暮らしの研究所さんではカラフルな赤べこ、会津木綿のイヤリング、ストールも売られていました。
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革工芸教室の様子。
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森デコ体験ワークショップさんでは色取り取りの花や葉を使って頭を飾ってもらえます、他の雑貨屋さんも色々販売していました。
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福島学カフェに行ってきました。

9/25(金)、東京大学駒場キャンパス近くにある番來舎さんで開沼博先生の福島学カフェが開かれるということで行ってきました。(前回の福島学トークショーin南相馬と内容が重複している所があります→http://inakafe.blog.fc2.com/blog-entry-20.html
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開沼先生は「はじめての福島学」他の著書出版も含めて、今回のように『福島学カフェ』開催、『福島エクスカージョン』のスタディツアーなども行なっています。
福島学カフェ自己紹介

○本日の内容
・福島での取り組み(取り組みの事例、背景にある枠組み)
・3.11の影響の分析(社会科学的な分析)
・結論(3.11による特殊な問題と、3.11によらない普遍的な問題とを分けた上で向き合う視点の必要性)

福島問題の語りにくさの壁
○福島問題の語りにくさの壁
・自主避難者の問題→とても難しく、絡みづらい問題。廃炉の問題よりも長期化、複雑化するのでは。
・福島原発の捉え方→マスメディアの取材、プレス発表になると汚染水、作業員の負傷とセットでモンスター化されてしまう。
・福島に関する書籍のマーケットは縮小傾向にある→5年目に何をするか?
・福島のスタディツアー→①当事者語り②専門知識を持ったガイド案内の2つに分類される。
・福島の問題は地方の消滅と同列に論ぜられる、地方の問題でもある。
・過剰に科学化、政治的な問題に変化している。
・「子供達を守れ!」と言えばその人は道徳的である雰囲気があるため、批判を言いづらい。「放射能、原発が悪い!」と言えば強い言葉や乱暴な言葉を口にしても許される空気がある。

・Googleサジェスト機能で出てくるキーワード→「福島 農家 人殺し」といったひどい言葉が出てくる
・今、必要なこと:データと理論&「ローコンテクスト化」(ローコンテクスト:文脈に入るのに範囲、しきたりが低い。外の世界からの人が入りやすい、取引しやすいこと)
・福島の問題は「ハイコンテクスト化」している→話しづらい、放射線といった予備的な知識がいる。

・行政が集めていたデータを自分で集めて整理する、市民主体で問題解決する「オープンデータ」の方式をはじめての福島学で取り入れている。

○人口のQ. 福島で避難による人口流出は何%?→約2%
・全国の意識調査回答からみると、現実とイメージに10倍の格差がある。関西などにいる福島の避難者の声を主に聞いてしまうため、偏った見識を持ってしまう(偏った、一部のみ切り取った意見になりがち)
福島の人口流出の疑問

○福島県内の犯罪は増えているか?→強盗、強姦などの凶悪犯罪は増えていない。
・「作業員が来たから治安が悪くなったのだ」という声が根強い。
・ただし、女性の悩み相談ホットライン件数は浜通りが主に多い。増加傾向にある。

○福島の人口問題
・人口の増減率は震災前に回復しつつある。
・大都市では高齢者世代が増加、地方では子供を産み育てる女性の減少と働き手の世代が不足している。
→福島の問題でもある。
福島県人口、増減率推移

○一次産業(農業)への影響
・Q.福島県のコメの生産高の順位は2010年と2011年でどう変わったか?(全国都道府県ランキング)
→2010年が4位、2011年が7位。
・2014年のコメの作付面積は横ばい。
・兼業農家の人数などは減少、震災を機に引退する人が出てきたため。
・農作物の価格が下がってしまったため、収入減が苦しい状態→消費者の漠然とした不安が背景にある。

・Q.福島県では年間1000万袋ほど作られる県内産米の放射線について、全量全袋検査を行っている。そのうち放射線量の法定基準値(1kgあたり100Bq)を超える袋はどのくらい?
→2012年が71、2013年が28、現状2014年で1袋
・1袋の原因:農機具に付着した土が米に付いたのではないか?と推測されている。
・検査体制の早期確立&カリウム散布対策がとられたため基準値超えの米袋の数を低く抑えられた。土からコメの移行係数、チェルノブイリ原発事故由来の知見活用や反転耕の実証実験(福島大学)も行われた。
・その他、調理後の陰膳検査(生協連)、2万人規模のWBCによる調査(東京大学)なども生産者、農協、生協、大学などの研究機関の連携で行った。
・欧米では基準値が1200、1300Bq。

・福島の食の問題
→データの蓄積はできてきたが、継続と周知が必要。国内の2,3割の人しか福島県の米の全量全袋検査の事を知らない。
・「放射線の問題」を超えた対応が必要→「うみラボ」では参加メンバーで一緒に漁船での調査、釣りなどお互い顔が見える関係を構築している。
(うみラボさんの詳細:http://umilabo.hatenablog.com/
うみラボさん紹介

・小さな低線量のリスクに関するアンケート調査→科学的根拠やデータの説明をしても納得しない層の人たちは、全体的に約2割存在する。

○林業の問題
・震災前と比較して林業はほぼ回復。国産木材の需要と円安&中国などでの外材需要が増加したため。復興の需要で建物の新築が急激に増加しているのもある。
・ただし、森林の汚染への対策は農漁業に比して厳しい。

○産業のQ. 福島県内で1次、2次、3次産業に従事している人の割合は?
→三次産業が六割、二次産業が三割。
・「風評被害」の及ぶ範囲は実質、農林水産業+観光業。
・震災前と比較して約8割回復。全体的に数字は落ち込んでいる。海、旧警戒区域は厳しい。
・修学旅行の客数は2010年と比べて約5割回復。
・2014年の数字は横ばい、これからもこの傾向は続くのでは。
・韓国、海外からの観光客は減少。震災前から東北の観光客は元々少なかった
→これから福島の観光の独自色をどのように出していくのかが課題。

○福島の雇用の問題
・求人倍率は全国1位(受理地別で5-10位)
・建設、採掘、介護を含むサービス業は2、3倍超えの倍率。建築・土木や保健士など医療の専門的、技術的な職業も復興需要のため倍率が高い。看護の職種では、スキルがあるベテランの人が全国から来て成果を出している。
・求人倍率の推移→土木、建設業の雇用は若い世代が多い。

○家族、子供への影響
・出生率は一時低下後、V字回復している→子育ての支援策が充実したからでは?(18歳以下の子供の医療費無料、子育ての相談電話窓口など)
・里帰り出産の数字も震災前と同じ水準、中絶、先天性障害の割合に変化なし。
・結婚、離婚率は少し減少後に回復。
・人口の1割は震災前から減少している。
・ストレス、生活環境の悪化により、浜通りでの児童相談所の虐待対応件数が増加している。
→避難をし続けるリスクは大きい。放射線の問題ばかりではなく、こちらにも注目して欲しい。

○その他の数字
・帰還困難区域(いまも立ち入りできないエリア)は福島県全体の面積の何%ぐらい?→2.4%
・双葉郡にできる中間貯蔵施設は東京ドーム何杯分の容積?→18杯分
・原発から20km地点にある広野町(3.11前の人口は5500人ほど)には、現在何人くらい住んでいる?→約5000人
・広野町、楢葉町などでは避難して戻ってこない家族の家を、作業員が間借りしている。(避難者、震災前から住んでいた人は作業員に不信感を持っている)
→これから自治体の行政がどのように住民、作業員の住処を作るか、まちづくりの議論の最中にある。

・避難者、被災者の当事者に「泣ける話」「感情に訴えるドラマチックな話」を求める、求められる風潮がある。(悪気なく荷担してしまう、別の意見と自分の話を相対化しない、客観視できない)
・福島県は次に起きるかもしれない災害の備えをやっている?→あまり危機感は感じられない。観光業はダメージがある分、危機感を持っている所はある。

お話ししてくださった開沼先生、番來舎の番場さんどうもありがとうございました。

■おまけ。
新宿に宿泊したので、翌日都庁の展望室に行ってきました。午前9時半頃に行ったのですが、既に外国の観光客の方が大勢いました。あいにく当日は曇りで、あまり良いお天気ではなかったのが残念です。
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