9/12(土)心理学カフェ 「怪しい情報に騙されないための思考法」のレポート

9/12(土)に心理学カフェ 「怪しい情報に騙されないための思考法」を行いました。前日まで東北、関東地方で大雨の影響が出ていましたが、当日のお天気が回復したため予定通り行いました。
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今回のお菓子は郡山のパン屋さんフォンデュのクリームボックスです。http://tadafuku.com/shop/fendu/ミルク、チョコ、バナナ、桃の4種類ご用意しました。その他のパンはポンパドウルさんから購入したものです。http://www.pompadour.co.jp/shop/shop359.html
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平成26年度、特殊詐欺合計の認知件数は13371件、被害額は559億円。この被害額は福島県の財政予算約800億円の数字に匹敵します。(特殊詐欺は通信回線や小道具を使用するタイプの詐欺です)
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・オレオレ詐欺や振り込め詐欺の手口を知って防ぐのには限界がある
 →詐欺の手口は常々進歩してゆく。手口を知ったから安心という訳ではない。
・今まで震災の義援金詐欺、地デジのB-CASカード詐欺が出てきた。これからはマイナンバー制度に乗じた詐欺が出てくるのでは?
 
経験グラフ①円グラフ①
・だまされるのは人間の心。物事を鵜呑みにしたりするのではなく、批判的に物事を見る(信じやすい自分の心を要点を踏まえて、批判的に見る)

新聞記事①
・振り込め詐欺に引っかかる
 →だまされた高齢者は認知症ではない、普通の人。
・人間はだまされるのが基本形。人間は元々、事実を歪めて受け取る認知システムを持っている。
・「自分はだまされない」という過剰な自信持っている人ほどだまされやすい。

認知心理学
認知心理学の「認知」の意味は頭の働きを意味する。私達は普段目にしている物でも、記憶があやふやだったりする。

100円玉テスト100円玉テスト結果①
100円玉テスト結果②100円玉の認識
・100円玉のデザインをすぐその場で正確に書けるか?→正確に書ける人はほとんどいない。
・人間の認知システムの素晴らしさ
 →100円玉を完全に理解しなくても、私達は100円を利用できている。よく調べず手抜きで、楽に生きていける。
 →事実とは違う思い込みは誰でも持っている。(無意識に情報を歪めて認知している)

チェッカーシャドウ錯視①チェッカーシャドウ錯視②
・こちらはチェッカーシャドウ錯視という錯視の絵。この絵のAとBは実は同じ灰色。なぜ白と黒に見えるのか?http://wired.jp/2011/08/23/「チェッカーシャドー錯視」を3dで体験(動画)/
 →黒白のチェック模様のパターンで認識してしまうため。
・認知システムは自分の手持ちの知識で現状把握を補っている。
 →曖昧なものを予想して解釈してしまう。自分が見たもの、体験したものを事実だと思ってしまう。

チェッカーシャドウ錯視③
・大量の仕事を任された時、やる気が出るかネガティヴになるか?
 →認知システムによって良い方に捉えるか悪い方に捉える(悪い方に捉えた時は鬱になることも)

ドレスの色の見え方
青と黒、白と金の2つに見えるドレス→写真の光源やホワイトバランス、色を補正して見るため、人それぞれ違う色の見え方がある。

メタ認知
・メタ認知→認知している自分を認識する。間違える心の仕組みを人は誰しも持っている。
・「自分はだまされない」と思っている人→自分に都合の悪い話や不利な情報を遮断する。その情報の感度が低くなる。
(例:「覚せい剤、麻薬などけしからん!」と考えている人と「覚せい剤、麻薬は自分の身の回りにも流通しているのでは?」と考えている人の違い)
・だまされた人→「ちゃんとした判断力を持っている人ほどだまされない」というイメージがあるため周囲から責めたてられ、常識がないと思われてしまう。自殺や鬱状態に陥る人も。
・「普通の常識を持っている人はだまされない」という認識は危うい。

ジャストロー錯視①ジャストロー錯視②
上の写真の扇形マグネットは、実はそれぞれ違う長さです。(ジャストロー錯視)扇形の丸い部分(円弧)を比較してしまうため、同じ大きさに見えてしまいます。http://www.kecl.ntt.co.jp/IllusionForum/v/jastrow/ja/

認知システムの癖
・人間は手を抜いて物を認識している。→対比しやすい所のみを見ている。
・人間は現実を見るときに負荷を下げて特徴を抽出し、比較しやすい所を見ている手抜きの情報処理システムを持っている。思い込みで適当に補正している。→例:運転免許の写真や録音した自分の声など。
・「物事は自分の目で確認しなければ、信用しない」→自分の目で見て、体験したら信用するというバイアスがかかっている。

XとYの関係
・XとYには関係がある。→XとY以外の関係と事象(随伴性)を見る。論理的に他のケースの事象(データ)を見る。

ケーキと腹痛の関係①
ケーキと腹痛の関係②ケーキと腹痛の関係③
古いケーキを食べたら腹痛になってしまった。ほかのケースの可能性は?

雨乞いと降雨の関係①錯誤相関①
・農業文明がある国の迷信→雨乞いをすると雨が降る。
・雨乞いをした時の降雨確率、雨乞いをしない時の降雨確率を調べる→調べた所確率は変わらなかった。(論理的で正しい考え方)
・雨乞いをして雨が降ったAが強く印象に残る(錯誤相関)
 →B、C、Dは印象が残らず日常になる。ギャンブル中毒の時も勝った時は印象に残る。雨乞いで雨が降らなかったら全国ニュースにならない。

予測と確認の確証バイアス
・確証バイアス→自分で自分をだます。
・予測→確認の確証バイアスのループはカルトにはまった人の思考パターン

・血液型判断でB型の人は性格がひねくれている。
 →A、AB、O型の性格がひねくれている人は見ない、意識しない。自分の目で見た事、体験した事は信じられる。

犯罪と集団の因果関係
・ループにはまっている事を認知する(メタ認知)→ループにはまる事は人種差別や偏見を補強、促進してしまう事も。
・少年犯罪は減少、年寄りの犯罪は増加傾向にある(体験の説得力があるため、誤解や偏見を招く)

購入と幸福度の関係
・雑誌内の幸運をもたらすアクセサリー広告
 →必ず体験談が載っている。買えば幸せになるという錯誤相関を読み取り、思い込んでしまう。ビビットな体験談が人の心を動かす。
・お祈りをしたら人が助かり、天候も変わる。
 →原始的な宗教の発生にもなったが、カルトや悪質、霊感商法の発生にもなりうる。
・人の話を鵜呑みにする、信じやすい素直で良い子に育てる
 →ある意味一種のカモ教育では?人間はだまされるのが自然。敢えて違う視線で物事を見る。

ニセ医学の効果
  ニセ医学の効果①  ニセ医学の効果②
・正統医療、科学的に認められていない代替医療、健康食品
 →信じて大金を巻き上げられ、手遅れになってから来る患者さんが多い。健康食品の番組には「これは個人の感想です」のテロップが載っている。治るとは言わない。自分の体調が悪いときに治療するため、効果があると信じる。逆に体調が良い時は治療しない。

マーフィーの法則XとYの関係①
・思い違いの元になるのは自分の「体験」。リアリティがある。マーフィの法則も健康食品や代替医療とある意味等しい。

振り込め詐欺の対策
・人間の考え方にはバイアスがかかる。証拠にもとづいて中途半端に考えるから、だまされてしまう。
・振り込め詐欺には電話に出ない、留守番電話にする、電話の音を録音する、ナンバーディスプレイを使うなど人間が介在しない方法が有効。高齢者のコミュニケーション欲求に詐欺がつけ込んでくる。

クリティカルシンキングのポイント
・自分が注目する事ばかりではなく、他の事象に目を向ける→フレームワーク(四分割表)

・人間が瞬間的に危険を察知する、目立つことに着目するという確証バイアスは昔の人類社会では生き延びるためには必要だったが、今現在の高度な情報化社会では足枷になっている。

・自分の健康がかかっている時や多額のお金を使うような時、大きな決断をする時などは批判的思考(クリティカルシンキング)を。他の人の目を借りたり、「それは違うんじゃない?」と言ってくれる人のつながりもクリティカルシンキングとして有効。

菊池先生の著書
最後に菊池先生から「こちらは私の著書です、今日の話などもまとめてあります。でもあまり売れていないんですよ。皆さんどうですか?‥今ここで本を買おうとしている人は悪質商法にひっかかる可能性があります。話を盛り上げ、最後に高額な商品を購入させるのが悪質商法の手口です」と締めて頂いたことで終わりになりました。

菊池先生や参加して頂いた皆様方、どうもありがとうございました。また、参加者の方が今回のカフェの感想をご自分のブログにまとめて下さいました。よろしければご覧下さい↓
http://ashes.way-nifty.com/bcad/2015/09/post-9c62.html



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連休中の秋祭り、イベントなどのお知らせ。

■会津若松で9/21〜23(月、火、水)の間に会津まつりが行われます。その他イベントの詳細はこちらのPDFをご覧ください→http://www.aizukanko.com/db_img/cl_img/95/document.pdf
●9/20〜23 會津十楽秋の陣(鶴ヶ城)
●9/21(月) 提灯行列、会津磐梯山踊り
●9/22(火) 会津磐梯山踊り
●9/23(水) 会津藩公行列(平成25年大河ドラマ「八重の桜」主役:綾瀬はるかさん出演予定)、会津鶴ヶ城 薪能(会場は会津能楽堂です)、会津まつり協賛茶会(岡山県からリヤカー茶席「楽茶号」が来る予定です)

●10/4(日) 鶴ヶ城ハーフマラソン、鶴ヶ城大茶会

■猪苗代、郡山、裏磐梯では「野口英世記念ばんだい高原国際音楽祭」が10/9〜10/12(金、土、日、月)の間行われます。詳細やチケット購入は公式HPをご覧の上、お問い合わせ下さい→http://bandaikohgen.web.fc2.com/

■11/8(月)郡山では、「トヨタコミュニティコンサートin福島こおりやま 市民オーケストラと炎のコバケン夢の共演 音楽が伝えるふくしま復興祭」が行われます。こちらも詳細やチケット購入はHPをご覧の上、お問い合わせ下さい↓
http://brilliant-concert.blog.jp/archives/1033557524.html
http://www.toyota.co.jp/jpn/sustainability/social_contribution/society_and_culture/domestic/tcc/2015/fukushima/index.html


9/12(土)心理学カフェ 「怪しい情報に騙されないための思考法」のお知らせ

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今年上半期に全国の警察が調査した結果、振込め詐欺の被害額が過去最悪になりました。「オレオレ詐欺」「架空請求詐欺」の被害額も増加しています。福島県も同様に、去年と比較して被害件数が増えました。今回は心理学者の菊池聡先生に、詐欺も含めてなぜ怪しい情報を信じてしまうのかその心の仕組みと怪しい情報を見分ける、騙されないための考え方のコツ、合理的で適応的な思考スタイルとしての批判的思考(クリティカルシンキング)についてお話して頂きます。

↓参加申し込みはこちらのこくちーずプロのページでお願いします
http://www.kokuchpro.com/event/bd3fb787b29196807c86ebbb5b7ca240/
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●会場:セルフミーティングルーム虎丸
http://kasikaigi.gunchu.co.jp/
●時間:午後1:30~午後4:00
●参加費:500円 
●定員:10名(申込み先着順)
●講師:菊池 聡先生 信州大学教授 専門:認知心理学、文化情報論
主要著書 『なぜ疑似科学を信じるのか』、 『錯覚の科学 』、 『超常現象をなぜ信じるのか』、
『「自分だまし」の心理学』など
出演:NHK『爆笑学問』"ありえない偶然"はなぜ起きる?
疑似科学などに現れる人の思考の特徴を明らかにし、それを実践的な
批判的思考力や情報表現力の向上につなげる研究に取り組んでいる。

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●車でお越しの方は、会場のコインパーキング駐車場をお使い下さい。満車の場合は、近隣のザ・モール郡山店の駐車場が便利です。
●希望者の方のみ懇親会を行います(菊池先生は同席されません、ご注意ください)

フェイスブックページを公開しました。

猪苗代サイエンスカフェのフェイスブックページを先日、作成しました↓
https://www.facebook.com/pages/%E7%8C%AA%E8%8B%97%E4%BB%A3%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7/487948438050862?fref=nf

内容は猪苗代サイエンスカフェで行う企画、イベントのお知らせ、ブログ記事更新のお知らせがメインです。主な更新はこちらのブログ中心になると思いますが、フェイスブックページの方もよろしくお願いします。ブログ右下のリンクからも行けます。



8/31共感カフェ「農家&野菜ソムリエと伝えるレストラン!ふたりのトーク」に行ってきました。

 郡山コワーキングスペースco-ba koriyamaで、野菜ソムリエの藤田浩志さんと福ケッチァーノ料理長の中田智之さんのクロストークと、郡山ブランド野菜のお料理が出るという事で行ってきました。藤田さんは「ふくしま新発売。」のサイト内でコラム記事を受け持っています。
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最初はお料理ができるまで野菜ソムリエ、藤田さんのお話。藤田さんはご先祖様から数えて8代目になる農家でお米をメインに作っています。野菜の方は郡山ブランド野菜の紅御前、御前人参、めんげ芋を作られています。

藤田さんのトークでは主に福島の野菜、農産物や農業のお話を聞かせて頂きました。
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・「福島の人にはもっと怒りを発信してほしい」と外部からの意見
・むき出しの怒りは疲れる…→怒りというものは、潜在的に自分の「無力」を宣言している。
・「あいつにはこの状況を変える力があるのに、なぜやらないのか!」には、「僕は現状を変える力は無いけど…」という言葉が隠れている。

福島の農産物の放射性物質検査結果を公表しているサイトには、
・「ふくしま新発売。」(福島県農林水産物モニタリング情報検索サイト)と
http://www.new-fukushima.jp/
・「ふくしまの恵み」(福島県内産地自主検査検索サイト)
https://fukumegu.org/ok/contents/
の2つがあります。
福島農産物測定結果検索サイト

4年経過して野菜,米などの農産物のセシウムの量はだいぶ減少してきてました。ちなみに、野生のきのこ、山菜にはまだ出荷規制がかかっており、人工できのこ栽培をしている農家さんはまだ今も風評被害を受けているそうです。「ふくしまの恵み」には米の全袋検査結果が載っており、農家で自分の家で食べるものでも検査されています。
風評被害とは?
福島県の農業産出額の推移卸売市場価格動向地位の下落
農産物の値段が戻っても、風評被害が消える訳ではない。需要のバランスで値段が左右される。福島県須賀川市、岩瀬地区のキュウリの値段が、震災前はキュウリの全国平均卸売市場価格を決めていたが、今はその座を奪われてしまった。

三つの損害
①、②は損害の費用を換算しやすいが、③の社会関係資本は換算しにくいので一番難しい。

風評被害とは?②
離農者、耕作放棄地の増加、農業者の高齢化、商品販売の不振など何でもかんでも風評被害が原因なのだろうか?
→いま福島県で起きている問題は、実はそのほとんどが日本の農家が昔から抱えてきた問題(小川きのこ園 中島康雄さんとの対談より)

流通の問題①流通の問題②
震災後に福島県の食品メ-カーから取引先を他県食品メーカーに変更した流通業者は、取引開始から数年が経ち、他県食品メーカーと継続取引を通じた信頼関係も生まれている。(流通は売り手・買い手の間の人間関係)

付加価値の変換
放射性物質の度重なる検査は当事者、支援者共に肉体的、精神的に疲れていく‥
 →なぜならばマイナスに“されてしまった”ものをゼロに戻すための“復旧”作業だから。
 →付加価値に変えることが“復興”
・一つの物に頼らず、新しい特産物をつくる。「お涙ちょうだい」だけではまずい。
・自分たちが普通だと思っていたものは、大勢の人に支えられえきて普通たり得るものだった。
・新規就農の人たちが集まりやすい所は、「楽しさ」が感じられる。
 →「南郷トマト」の新規就農が増えている。春、夏、秋は農業を行い農業ができない冬はスノーボードなどのウィンタースポーツで遊ぶライフスタイルができている。
 →南郷トマトの完熟したものは味が深いがその旨みは長く持たない。輸送の時間もみてまだ完熟が進んでいないものを他地域の店に卸している。
・復興疲れが出てきている、無理なく福島の人を笑顔にする環境が大事。
・自分が幸せだと思っていない人は、他の人を助けてはいけない(他の人に見返りを求めてしまうから)

・木材業者さん→今までどの木材がどの流通業者に流れているか、木材の流通の流れがよく分かっていなかった。流通や取引の流れなどを知ることで違う視点を持てた。
・郡山ブランド野菜→名前は公募で決めている。郡山ブランド野菜は主に郡山JAの農産物直売所愛情館、ヨークベニマルコスモス通り店で売られている。
・北海道では効率化された大規模栽培で農業を行なっているため、規格化されたもの以外のはじかれた品種が出てきてしまう。郡山ブランド野菜は野菜の純粋なおいしさを追求している。
糸井重里さんの対談
(糸井重里さんとの対談)
安全だけどすごくまずい野菜は食わない、ひからびているとか、よく調べているうちに古くなっちゃうとか。人が選ぶのは「おいしい」なんですよ。そういうものは高くとも買う。

藤田さんのトークが一段落したところで、料理が出てきました。こちらは料理前に用意されたパンと、郡山ブランド野菜の「佐助なす」を使用した前菜です。前菜は生のナスと生ハム、梨を使っています(パンは福ケッチァーノさんではなく、別の方が自家製で作られたものです)
パン
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福島の野菜と果物特集。
福島の野菜と果物特集

お次はキュウリ、おくら、トマトを使った料理。
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藤田さんのお米を使った枝豆と海老のリゾット。料理をしていた中田さんによると枝豆、海老を炒めた時の香りはお互いよく似ているそうです。
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お米ととうもろこしのパンナコッタ。
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郡山ブランド野菜の主な野菜。
郡山ブランド野菜

お料理を一通り食べたところで、福ケッチァーノさんの中田さんと藤田さんのトークが始まりました。

・福島の野菜は東京のものと比べると味が濃い。調味料を使う量が少ない。
・他の野菜の食べ比べなどを農家の人はあまりしない。
・夜の気温が高ければきゅうりの発育が良くなる、逆に昼の気温が高ければ桃がよく成長する。
・地産地消のレストランは東京では出来ない、その土地で取れる農産物はそこの地元で食べるのがベスト。
・郡山で若手料理人のグループを作りたいと考えている。
・福島の桃は固くてもちゃんとした美味しさを持っている、その桃を作る裏の人達の思いを知って、余計美味しさを感じた。
・福島県には発信、情報力がある。だが農家の人にはあまり発信力がない、宣伝や広報をしてくれる人が必要。
(藤田さんの発言)
・「福島の代表」として発言しない、自分(個人)の思いを言うようにしている。福島県はもっと深い。
(中田さんの発言)
・まかない料理に使う野菜はなるべく、くずの方を使うようにしている。
・自分が作りたい料理でラーメン、うどんなども作っている。
・郡山を新しい食文化の発信地にしたい。料理のレシピも尋ねられたら、教えるようにしている。
・食材のため、生産者の人を訪問することが多い。ゆくゆくは自分の畑を持って、農産物を育てていきたい。

・福島の桃にはしっかりとしたおいしさ、品質がある。逆にケーキにするのは難しい。
・福島の野菜、果物類を他県のものと比べて味覚センサーで調べてみたところ、糖度が特段高いわけではなく塩味を感じる成分が含まれていた。そのため、複雑な旨味と甘味がある。
・他県の農産物、食品を食べ比べるとそれぞれ違いがあるので楽しい。食べる時期によっても味は異なる。アスパラガスは11月まで旬。
・モロヘイヤの実、アーモンドの果肉は毒。昔は毒矢の材料になった。
・トマトは聖書にも名前が載っている。昔は毒があると信じられていたので「悪魔の実」と呼ばれた。
・野菜ソムリエは「ジュニア野菜ソムリエ・野菜ソムリエ・シニア野菜ソムリエ」の3つに分かれる。TVで芸能人が受けている資格コースのジュニア野菜ソムリエは合格率は約80%だが、中級の野菜ソムリエになると合格率は20%になる(藤田さんは野菜ソムリエ)
・野菜・果物の魅力を周囲に伝える活動を積極的に行なっている野菜ソムリエは「アクティブ野菜ソムリエ」と認定される(藤田さんもアクテイブ野菜ソムリエ認定を受けています)

また、郡山ブランド野菜は定期的に柏屋開成店中庭で行なっている「開成マルシェ」や、「あぐり市」など県外でも売られています。気になる方は
「食大学」
https://www.facebook.com/caan.jp
「あおむしくらぶ」
http://aomusiclub.jpn.org/index.html
http://aomusiclub.blog.fc2.com/
をチェックしてみてください。(次回開催の開成マルシェは現時点では、9/26の予定となっています)
郡山ブランド野菜の様子


■おまけ。

福島市のみちのく観光果樹園で桃狩りに行ってきました。持ち帰りはなくて、その場で桃の食べ放題コースです。固めの桃も食べれたり、おみやげでまとめて桃の購入もできます。10月まで桃狩りを行なっています、桃狩りしたい方は問い合わせの上行かれてみて下さい。
http://www.f-kankou.jp/peach.htm
http://www.fruit-land.com/
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道の駅つちゆロードパークでも桃がいっぱい売られていました。
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