11/25(土)子育てカフェ「ほめて育てるペアレント・トレーニング」

子育てカフェチラシ画像

●子どもの悪いところばかりが気になってしまう、言う事を聞いてくれない…と悩んでいる方は多いと思います。今回は子どもにきちんと伝わるほめ方・指示の出し方などあさかストレスケアセンター副センター長 臨床心理士の鈴木泰子先生をお招きして、子育てのコツをお話する予定です。今回は子育て中のお母さん、お父さんや育児に関わっている方向けのお話ですが、興味ある方でしたらどなたでも参加できます。

●お子様連れの方の参加も大丈夫ですが、託児スペースは用意していませんのでご了承ください。また、時間が合わない方など部分的な参加でもOKです。参加に関するお問い合わせは下記のこくちーずプロのページをご覧の上お願い致します。本イベントの支払いは現金のみなので、各自ご用意お願い致します。

↓参加申し込みはこちらのこくちーずプロのページでお願いします。
http://www.kokuchpro.com/event/f74415af39f4679ba922ae465fb54869/




●開催日:11/25(土) 午後2:00~午後4:30(延長で午後5:00まで)
●会場:はじまりの美術館
〒969-3122 福島県耶麻郡猪苗代町新町4873
http://hajimari-ac.com/learn/access.php
※当日、車でお越しの方は美術館前の駐車場か近隣の中央商店街駐車場をお使いください。
● 定員:15名 
● 参加費:500円
● 講師:鈴木 泰子先生(あさかストレスケアセンター副センター長 臨床心理士)
http://asaka.cc/
ペアレントトレーニングの講師として多くの経験を重ね、現在 郡山市のカウンセリングルーム、コンフォルトにて専属カウンセラーとして活躍中。具体的にわかりやすく、子育てのコツをアドバイスします。

午後5:30からは下記のお店で懇親会を行います。懇親会に参加する方は下記の詳細をご確認の上、こくちーずプロでの参加申し込みをお願いします。
懇親会会場:芳本茶寮
開始時間は午後5:30~、参加費は3,000円です。
http://www15.plala.or.jp/yoshimoto/


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飯舘村に行ってきました。

だいぶ更新が遅くなり前の話になってしまいましたが、昨年6月30日にNPOふくしま再生の会さんの見学で飯舘村に行ってきました。(ふくしま再生の会さんのHPはこちらです→http://www.fukushima-saisei.jp/なお、2017年4月1日に一部を除いて飯舘村の避難指示は解除されています。こちらの記事は昨年の情報を元にして書かれているので、ご注意ください。

飯舘村にある村内唯一のセブンイレブンさん。私が昼食を買いに行った時には、作業員さんなどでお店が混雑していました。
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再生の会さんの本部は菅野宗夫さんのご自宅を本拠地にして、主に土日にボランティアの方が活動しています。また自宅の周囲には軽石を培地として養液を滴下するという栽培技術の実験も兼ねて野菜、稲などの試験栽培もしています。
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私が行った日は、宗夫さんの事務所を新しく建設工事している所で、完成した折には様々な訪問者を迎える建物になるとのことでした。この日は、原木シイタケの試験的な栽培実験をする所やメンバーさんが寝泊まりするのに使う霊山トレーニングセンターを見させて頂きました。元々この施設は「特定非営利活動法人小児慢性疾患療育会」がI型糖尿病の患者のために開設して30年間使っていた施設で、現在まだ飯舘村では宿泊ができないためこちらの施設を使用しています。(霊山トレーニングセンターについてはこちらをご覧ください→http://www.fukushima-saisei.jp/report/20140810/171/
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帰りはアイスクリーム屋の「まきばのジャージー」さんでアイスクリームを食べてきました。https://www.fukulabo.net/shop/shop.shtml?s=1076こちらのアイスクリームは絶品で、立ち寄るリピーターさんも多いです。
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その二か月後、8月19日にふくしま再生の会さんの報告会が開催されるという事でこちらにも参加してきました。報告会では、飯舘村の放射線5年間の変化、行政区別線量推移マップに関する説明をお聞きしました。この報告書では再生の会さんが計測した線量のデータが詳しく載っています。
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2011年10月~2016年6月の間測定した、飯舘村の空間線量の推移です。2011年10月当初は10μSv/h以上の箇所もありましたが、除染により現在では1μSv/h以下に減衰した所が大半を占めるようになってきました。※測定車による路上測定のデータです。
線量の推移 

また、飯舘村内で連続して放射線の定点観測を行っており、その説明もお聞きしました。定点観測では東北大学の惑星観測所、国立環境研究所、つくば高エネルギー加速器研究機構 、東京大学大学院農学生命科学研究科の溝口勝先生など他機関と連携して行っています。

測定器を同じ場所に固定して設置し、線量を連続的に測定することによって、長期間の線量の変化を知ることができます。
定点測定トリミング

村内に設置された線量計のうち、3台のデータ例。
全体に時間とともに徐々に低下していることがわかります。
また、共通して冬季(1月~3月)には線量が低下していることがわかります(青枠の部分)。
これは降雪によって放射線が遮られ(遮蔽効果)、それによって線量が低下したものです。
この他にオレンジ枠で囲んだ部分は、除染によって線量が低下したことを表しています。

・佐須(室内で測定):1.6μSv/h(2011年11月)→0.28μSv/h(2016年8月)
・前田(物置内で測定):2.0μSv/h(2011年11月)→0.64μSv/h(2016年8月)
・伊丹沢(室内で測定):0.5μSv/h(2011年11月)→0.17μSv/h(2016年8月)
定点測定


●徒歩測定と測定車測定の比較(比曽十字路付近:2015年7月測定) ※数値はμSv/h
徒歩測定と測定車の比較(トリミング) 

○徒歩による測定
1.道路以外の場所の線量も測定できる
2.   狭い範囲で変化する線量がわかる
→ホットスポットを探すのに適している 
→除染する際に、除染すべき場所を探す参考になる

○測定車による測定
1.効率的に広範囲の線量測定ができる
2.  付近の平均的な線量がわかる  
→村全体や地区全体の線量を把握するのに適している
→付近にいるときの被ばく量の目安になる
徒歩測定と測定車の比較 


●個人線量について
放射線が人間の身体に与える影響は、身体に浴びる放射線の総量(被ばく線量)が多いほど大きくなります。
身体に浴びる放射線の量は、

[いる場所の放射線の強さ]×[その場所にいる時間の長さ]

が目安になります。

【被ばく量のめやす】
[畑]0.6(μSv/h)×4(時間)=2.4(μSv)
[建物の中]0.4(μSv/h)×18(時間)=7.2(μSv)
[山林]1.0(μSv/h)×2(時間)=2.0(μSv)

 1日あたり合計11.6(μSv)

実際に生活していると、日によって行く場所が変わりますので被ばく量は簡単にはわかりません。
そこで、より正確な個人の被ばく量を知るためには個人線量計という測定器を身に着けて測ります。
個人線量


●個人線量の測定例
村内に滞在する方の個人線量の測定例(村内では比較的線量の高い地区の例)。
日によっている場所や時間が異なるため、被ばく量が異なります。
1時間ごとに記録できる個人線量計を使うと、行動と被ばく量を対応づけることができます。
個人線量の測定例

●個人線量の測定例(村外居住者)
村外に居住して週末に飯舘村で活動している人(ふくしま再生の会の会員)が個人線量計で測定した例です。
東京や海外に移動したときの自然放射線の被ばく量も含んで、年間約1.2mSvです。

※1日あたりの被ばく量は2週間の累積値を日数で割ったものです。
2週間の累積値が確認できない期間は除外しています。
個人線量の測定例(村外居住者)


●自然放射線との比較
地球上には、もともと放射線があります(自然放射線)。
大地からの放射線、宇宙からの放射線による被ばく(外部被ばく)の他、空気の中に含まれる放射性物質、食べ物の中に含まれる放射性物質などが体内に取りこまれて発する放射線による被ばく(内部被ばく)があります。
これらを合計した被ばく量は世界平均で年間2.4mSV、日本平均で年間2.1mSvと言われています。

以上のような自然放射線に加えて、飯舘村では原子力発電所の事故で環境にまかれた放射性物質(主に放射性セシウム137と134)から発生する放射線による被ばくがあります。
一般の人(職業で放射線を扱う人以外の人)が、自然放射線以外の放射線を浴びる被ばく(追加被ばく)の許容量は年間1mSv以下です。
飯舘村に帰村して生活する、あるいは飯舘村に通って仕事をする場合には年間の追加被ばくを1mSV以下にすることが目標となります。
そのためには、まず個人の被ばく量を正確に知ることが必要です。
自然放射線との比較

●内部被ばく 
自然放射線以外の被ばく(追加被ばく)を外部被ばくと内部被ばく合計で年間1mSv以下にするのが目標です。
外部被ばくは、個人線量計で測ることができます。
内部被ばくには「呼吸による内部被ばく」と「食べ物・飲み物による内部被ばく」があります。

○呼吸による内部被ばく
ふくしま再生の会では、2012年から村内の2か所で空気中を飛んでいる「チリ」の放射能を測定してきました。
これらの測定から、村内の空気を呼吸したときに、放射性セシウムを含むチリを吸い込むことによって被ばくする量は、最大限に見積もって

 年間1.42μSv 

と計算されます。これは1mSV=1,000μSvの700分の1ですので、計算から除外してもいい大きさと言えます。
内部被ばく(トリミング) 


○食べ物・飲み物による内部被ばく
県内で複数の施設でホールボディカウンターによる内部被ばく検査が行われています。
それらの結果によれば、流通品を食べている人から内部被ばくは検出されていません。
山菜や野生動物など、無検査の食品を食べている人の一部からは、放射性セシウムが検出されています。
村に帰って生活する場合、自家製野菜、山菜、キノコ、野生動物などを食べることによって、どれぐらい内部被ばくすることになるでしょうか。
ふくしま再生の会で、除染後の農地やビニールハウスで試験栽培した野菜から放射性セシウムは検出されていません。
山菜やキノコからは、基準値(100Bq/kg)を超える放射性セシウムが検出されています。
特にキノコでは10,000Bq/kgを超えるものも珍しくありません。
また野生のイノシシの肉からも、基準値を超える放射性セシウムが検出されています(約4000Bq/kg:2013年測定)。

普段の生活でこれらの食品を食べたときに内部被ばくするか否かを知るために、食品の放射性セシウムを測定し、食品の種類ごとに含まれる放射性セシウムの傾向を知ることが必要です。
内部被ばく 

また、2016年12月17日にはじまりの美術館で、JAふくしま未来そうま地区営農経済担当部長の西幸夫さんによるお話「飯舘牛~ブランド化までの道のりと未来~」をお聞きしました。
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それと同時に、東京電力福島第一原発事故により全村避難となった飯舘村のこと、飯舘村に起こったことを福島県内外に広く発信し、未来の世代へ伝えていくプロジェクト「いいたてミュージアム」の巡回展も2016/11/23~2017/1/9の間、はじまりの美術館内で行われました(現在は終了しています)。こちらは飯舘村の村民の皆さんが持っていた「古いモノ」「大事なモノ」「歴史的なモノ」を紹介する展覧会となっています。
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西さんが当日お話ししていたことを以下、書いておきます。

・飯舘村は準農村地域、元は馬の産地、米作りが中心だった。山脈のやませ(太平洋側で春から夏に吹く冷たく湿った東よりの風)により、3年に1回大冷害がくるので、冷害に強い農業作りとして畜産農業に転換していった。
・肉用牛の生産、1次加工を主に力を入れるようになり、昭和60年ごろには飯舘産の牛肉作りに成功した。県内の認知のため、牛肉食べ放題のバーベキューなどを行った。
・畜産農業に着手したのは40代の農業後継者が主。和牛の繁殖は最大30頭ほどで当初、技術面はまだまだだった。
・和牛の繁殖経営には女性の力、感性が必要になった。子牛の分娩、育成などきめ細かい管理は女性が向いていた。また、約5万円の定期積立貯金なども女性中心で行った。
・和牛の子牛づくりだけでなく、肉牛まで作る飼育農家の育成を目指した。
・牛の飼料には、稲わらや草などを中心に使用した。たんぱく質のとうもろこしも肉のランク付けのため使っている。肉の品質向上にはかなり苦労した。
・原発事故以降、当時の南相馬市や双葉郡からの避難者を村で受け入れたが、全村避難に伴い、遠い市町村に結果的に避難してもらうことになった。当初は一時避難のつもりで考えていて、半年で戻れるようになると思っていた。
・牛の処分の問題→近隣の市町村では、牛の受け入れが拒否された。この時、畜産農家の悲痛な意見が相次いだ。どうしても牛を放したくない農家もいた。最終的に、本宮市の家畜牧場を使用させてもらい、競りなどで処理した。全頭家畜処分になった。
・ブランド化を進めてきたので、牛を全頭手放すのは断腸の思いだった。
・数百頭の子牛が、県外で暮らしている。畜産農家が試験的に約10頭飼育している、来年に帰村する計画を立てている。
・ブランド化を目指すには肉の量と質が重要。「飯舘牛」から「までい牛」に名称を変更した、「飯舘牛」という名称は使えなくなってしまった。
・来年から営農したい農家は約50軒。村の敷地が広いので、農地の保存管理が難しいのが問題。

また、最近の飯舘村の現状ですが、6月7日から牛の放牧の実証試験が始まったとの事です。放牧がうまく行くよううこれからも見守っていきたいと思います。
福島)放牧再開へ実証試験 飯舘の田に牛が戻る
http://www.asahi.com/articles/ASK674CCVK67UGTB006.html

お相手してくださったふくしま再生の会の皆様、西幸夫様、どうもありがとうございました。




5/20(土)春採り!会津アスパラガスお食事会のレポート。

5/20(土)に猪苗代のアスパラガス収穫体験とお食事会を行いました。今回は猪苗代の農事組合法人、結乃村農楽団さんの指導の元、畑からの収穫作業などを行いました。また、結乃村農楽団さんで経営している「農家レストラン結」では、猪苗代産のブランド米「いなわしろ天のつぶ」を使ったご飯やブランドそば粉「いなわしろ天の香」を使ったそばを出しています。こちらのお店もおすすめなので、昼食にぜひどうぞhttps://www.fukulabo.net/shop/shop.shtml?s=5184

こちらの畑ではアスパラを切る専用の鎌を使い、切り取ったアスパラを入れるかごを身に付けて収穫を行いました。25cm以上のアスパラだけ切ってくださいとの事で、25cmの目印を付けた鎌の柄を見ながらざくざく切って収穫します。アスパラは簡単に根元から切れるので、力のない人でも大丈夫です。
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収穫したアスパラガスはいったんまとめて大きなケースに入れ、その後根元の余分な所を切ってそれぞれ小分けにまとめ、ビニール袋に梱包します。結乃村農楽団さんでは、早朝午前5時頃から収穫してこの作業を行っているとの事です。最近まで低温の日が多かったため他からいち早い催促が来ていたのですが、当日付近になってやっとアスパラの収穫時期が来たそうです。
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普段は切った根元の部分は廃棄するそうですが講師の方のご厚意で、収穫したアスパラと一緒に根元の部分も頂きました。また、収穫したアスパラガスは猪苗代のおそば屋さん、しおやぐらで天ぷらとしてお蕎麦と一緒に頂きました(セットでサービスとしてにしんの山椒漬けも頂きました。)http://sioyagura.la.coocan.jp/ 
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アスパラの天ぷらを食べた感想ですが、普段のものと比べて甘味がありおいしかったです

後日、このアスパラを使った料理を自分で作ってみました。参考にしたのは、クックパッドのアスパラとエビのマヨネーズソテーです。https://cookpad.com/recipe/4501339 他、アスパラガスのベーコン巻きと一緒においしく頂きました。
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また当日の翌日5/21(日)では、しおやぐら近くのはじまりの美術館でAIZU COFFEE TIME! 2017が開催されましたhttp://hajimari-ac.com/enjoy/event/aizu-coffee-time-2017.php こちらのイベントでは福島県内のコーヒー屋さんが露店を出して、それぞれのお店のコーヒー飲み比べを体験することができます。美術館内ではコーヒーに関するワークショップが行われました。今回は2016年から始まって2回目ですが、コーヒー好きな人は機会があれば訪れてみてください。
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アスパラガスお食事会に参加してくださった皆様、収穫体験を教えてくださった結乃村農楽団の講師の方にはお世話になりました。どうもありがとうございました。

4/8(土)「福島市の森を歩いてみよう」のレポート

4/8(土)に福島市小鳥の森の自然散策の企画「福島市の森を歩いてみよう」を行いました。当日、午前中は曇り気味のお天気で雨を心配していましたが、午後になって少し晴れ間も見えてきました。小鳥の森に行く途中、福島市にあるレストラン、ブラッセリーレパコガーデンで早めの昼食を食べてきました。http://repaco.com/index.phpこちらでは山形県の造り酒屋、小嶋総本店さんのお酒である東光を使用したケーキなどが売られていました。
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また、今回は散策中に環境放射線を計測してみたいのもあって、空間線量計(日本精密株式会社 RADCOUNTER DC-100)を用意しました。
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なお、小鳥の森のHPには敷地内で測定した環境放射線量の記録結果が順次、公表されています。http://f-kotorinomori.org/radiation/ 小鳥の森ネイチャーセンター内には放射線量マップも貼ってあります。
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小鳥の森近くには阿武隈川があって、3月頃に下見に来た時点では白鳥が多くいました。
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4/8当日は、近隣の花見山公園の方もちょうど桜が咲き始めの事もあって周辺に交通規制がかかっており、臨時の駐車場スペースは混雑していて花見山に行く人も数多く見られました。途中立ち寄った福島市のスーパーでは、お花見シーズンに備えて、ふくしまのお花見情報として会津地方(鶴ヶ城址、宮川千本桜、観音寺川など)、中通り(南湖公園の楽翁桜、妙関寺の乙姫桜、開成山公園、信夫山公園など)、浜通り(平中央公園、勿来関跡、松ヶ丘公園など)それぞれの桜の名所を紹介していました。
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今回は小鳥の森のネイチャーセンターに行く道の途中から、シジュウカラの小径に入って散策しました。途中に、同じく森の自然散策をしている他の方たちとも何回かすれ違いました。
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当日はまだ桜などの花は満開ではなかったのですがヤマツツジ、ツバキやコブシ、梅の花など咲いていたり開花始めの頃合いでした。
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また、この他小鳥の森には、炭焼き体験教室に使う炭焼きガマもあります。小鳥の森ネイチャーセンターさんで年2,3回炭焼きを開催しています。震災以降、園内の薪を使用できず炭焼きに使う薪は線量が低い地域から材料を調達しています。http://f-kotorinomori.org/institution/
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途中の道ではふきのとう、ニホンタンポポ、ホオノキの大きな落ち葉や実が落ちていました。ちなみにニホンタンポポの見分け方ですが、よく見られるセイヨウタンポポと違って黄色い花の下の部分が反り返っていない特徴があるとのことです。
20170408_130759.jpgニホンタンポポ
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また、道中には常陸宮殿下が小鳥の森開園時にご臨席された事もあって皇室の方々とも縁が深く、天皇陛下行幸記念碑が建てられています。行幸では、天皇陛下は昭和59年に来られたそうです。
20170408_131138.jpg行幸記念碑(ぼかし加工)
20170408_151047.jpgヒュウガミズキ
記念碑の周りにはヒュウガミズキが黄色い花を咲かせていました。

こちらは、敷地内に落ちた落ち葉を肥料にするため集めている所だそうです。
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こちらの竹林内ではイノシシが出没しているようで、竹の根元に生えているタケノコを探しに地面から掘りだしている跡が見えました。
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また、こちら竹林内の空間線量は約0.3μSv/hと少し高めでした。(参加者の皆さんとの集合場所にしていた小鳥の森駐車場では、約0.2μSv/hほどでした)その理由についてはリゲルさんがお話してくれました。2011年3月の原発事故で拡散したセシウム類は当時、落葉していた雑木林の樹皮や地面に落ちていた落ち葉に主に付着していましたが、竹の場合は春先になってから落葉する性質があるため、竹林では上部の葉に付着する形になったそうです。

小鳥の森は、コナラを主とする雑木林とアカマツ林によって構成されています。
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途中、アカマツが生えている林の中で通称「森のエビフライ」と呼ばれているものを見つけました。こちらはリスが松ぼっくりをむいて中の種を食べた食べかすだそうです。
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リスに全部食べられる前の松ぼっくり。
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シジュウカラの小径の見はらし台では、福島市の様子が一望できます。(あいにく、こちらに立ち寄った見はらし台は修理中のため立ち入り禁止でした)
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こちらの空になったクルミは、リスが中の実を食べた後の抜け殻だそうです。クルミの実がきれいに真っ二つに分かれています。
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この茶色いビニールカバーで覆われたものは、燻蒸(くんじょう)処理をされて伐採されたコナラの木材です。ここ小鳥の森では、コナラなどナラ類の木を枯れさせる菌を媒介する虫が発生しており、虫からの菌が移ってしまうのでナラ枯れの被害を防ぐため、伐採、燻蒸(くんじょう)処理をした後にビニールシートで被覆してそのままにしているとのことです。
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里山は人の手で作られた森林のため、原生林と違い管理、保全は人間の手で継続していかないと立ち行かなくなります。以前はこうした木材を薪、焚き木など生活の材料として使っていましたが、今は使い道がなかなかない…とのことです。

カタクリの群生地に行く途中、道端にひっそりと咲いている小さなスミレを色々と見つけました。スミレは非常に種類が多く、スミレの種類の解説だけでも一冊の図鑑になるそうです。
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満開になっている春蘭(しゅんらん)も見つけました。
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カタクリの群生地では、道の真ん中にも花が咲いており多くの花が咲いていて、とても綺麗な風景でした。
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リゲルさんが午前中にここの群生地を見た時はまだカタクリの花はつぼみの状態でしたが、午後になって開花したようです。カタクリの花がなぜ下向きに花が咲くのかは理由があって、ハチなどが花の蜜を吸う際に花粉を付けやすくするためこういった形状になったそうです。草花は花を咲かせるのに養分を多く使うため、カタクリが発芽から花を咲かせるようになるまで約平均7、8年ほどの時間がかかるとの事です。昔はカタクリから調理用の片栗粉を採取していましたが、採られる量がわずかなため近年はジャガイモなどから作られるようになりました。
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途中、木の根元からかじりかけのクルミが見つかりました。これは、森林などに生息するアカネズミがクルミを食べた跡だそうです。
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この木はきのこ類が生えた木です。(栗っぽいものがきのこです)木が枯れていったり、死んだりすると木の内側に存在している細菌類の種類や分布も変わっていくので、健康な状態の時と違ってきのこ類も生えてくるのだそうです。
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自然散策のさなか、シジュウカラなど小鳥がさえずっていましたがこれには理由があります。木の芽もまだ固い早春に小鳥達が盛んにさえずっているのはメスへの求愛のためで、小鳥たちの雛が成長するには餌になる芋虫が大量に必要です。だから若葉を食べる幼虫が一斉に孵る春に子育てのタイミングが合うように、まだ木の芽が固いうちにつがいになれるよう、オスは一生懸命さえずっています。
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シジュウカラの小径のあと、カワセミの小径も少し歩きました。道すがら、咲いているカタクリの花や田んぼの跡地にふきのとうが芽吹いていたり、クヌギ、ヤマモミジ、スギの木や、鳥やムササビの営巣のための巣箱を設置しているウワミズザクラの木がありました。
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ショウジョウバカマの花も咲いていました。
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自然散策の終了後、ネイチャーハウスに立ち寄りました。ネイチャーハウスでは、野鳥が営巣をしている所のカメラ中継を見ることもできます。野鳥のヤマガラの子育てを紹介したすごろくや白鳥、他の小鳥の実際の重さを体験できるぬいぐるみなども置いてあります。また、このネイチャーハウスの下を下ると、ヒマワリの種を置いてある箱があってシジュウカラやヤマガラなどの鳥たちが種を食べに訪れています。
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カタクリの花や小鳥の森に住む動物達に関する展示スペースも色々とありました。下の写真の黄色いものは、カタクリの種とエライオソーム(スミレやカタクリなどの植物の種子に付着している、やわらかい付着物で、種子をアリに運んでもらうために進化したもの)を簡単に表したものです。
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●カタクリはどうやってふえるの?
カタクリの種には、エライオソームと呼ばれる物質がついています。これはアリの大好物で、カタクリの種ごと巣へ運びます。その後、アリは種からエライオソームだけを取り、種本体は巣の外へ捨ててしまいます。アリに捨てられた種は、親株から離れた場所で芽を出します。このようにアリの力を借りてカタクリは増えて行きます。

●カタクリはどんなところに咲くの?
まだ木々の新芽が出ない早春、日の光があたる明るい林の下(林床)に咲きます。花が咲くまでは、毎年一枚の葉を広げ地下の根(鱗茎)に養分をたくわえます。ようやく7~8年めに2枚の葉を出して花を咲かせます。

●カタクリ粉は何で出来ているの?
昔は、片栗粉は「カタクリ」から作られていました。5月頃、根(鱗茎)を掘り、石臼でひきます。それを布袋に入れて水中でデンプンを洗い出して、精製、乾燥したものがカタクリ粉でした。現在カタクリ粉は、ほとんどジャガイモから作られています。

●花の模様に注目してみよう!
カタクリは、下向きに花が咲いているので気付いていない人もいるかもしれませんが、蜜標(みつひょう)と呼ばれる模様がついています。この模様は、昆虫たちに蜜のありかを教えるためのものだと言われています。
蜜標をよく観察してみると、丸みをおびているものやとがっているものなど様々な形をしています。一つ一つの花がそれぞれ違った表情をしているようで注目すると面白いです。ちょっと見にくいのかもしれませんが、ぜひ花の模様をゆっくり観察してみてください。

●カタクリの花がさくまで
カタクリの花を咲かせるようになるには8年近くかかります。長い年月をかけてやっと花を咲かすことができるのです。でもカタクリが姿を現すのは、春の間のほんの数週間だけ。そのため「春のはかない命」Spring Ephemeral(スプリング エフェメラル)とも呼ばれます。

懇親会は「コーヒー&レストラン 風の谷」さんで行いました。http://www.fukulabo.net/shop/shop.shtml?s=1688リゲルさんが撮影した飯坂温泉花ももの里の写真を見せてもらったり、科学雑誌ニュートンの別冊ムック「植物の世界基本編(上)」に書いてあるカタクリなどの草花に関する説明など、他参加者の皆さんと色々とお話しました。
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また、今回の写真は私が撮影した物のほか、リゲルさんがツイッター上に撮影した写真を使用させて頂きました。今回、お話してくださったリゲルさんと小鳥の森ネイチャーハウスのスタッフの皆様、他参加者の皆様にはお世話になりました。どうもありがとうございました。


5/20(土)春採り!会津アスパラガスお食事会のお知らせ

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●猪苗代町の春採りアスパラガスを収穫+とれたてのものを調理して食べるお食事会です。昨年中止したお食事会を再開して行う事になりました。今回は5/20(土) 12:00~に開催します。昨年とは少し仕様が違う点があるので、ご注意ください。

●農事組合法人「結乃村 農楽団」さんのもと、春の会津アスパラガスの収穫体験と採れたてのアスパラガスを使ったお食事会です。収穫体験の後、おそば屋さんのしおやぐらで採れたてのアスパラガスを使用した天ぷら、おそばのお昼ごはんと、アスパラガスに関するお話を結乃村 農楽団さんにして頂く予定です。

●お子様連れの方の参加も大丈夫です、どうぞ奮ってご参加ください。また、時間が合わない方の部分的な参加でもOKです。参加に関するお問い合わせは下記のこくちーずプロのページをご覧の上お願い致します。
参加者の方は当日、農家レストラン 結さんの駐車場に午後12時頃、集合ください。
http://r.gnavi.co.jp/51sns67b0000/
本イベントの支払いは現金のみなので、各自ご用意お願い致します。

↓参加申し込みはこちらのこくちーずプロのページでお願いします。
http://www.kokuchpro.com/event/bcebcbdfd8a81c6a78e77ab23b11ea1d/132986/





●開催日:5/20(土)  
●参加費:2500円
●集合場所:農家レストラン結 駐車場

〒969-3102 福島県耶麻郡猪苗代町新村北93
●集合時間:午後12:00
※当日は、汚れてもいい服装をご用意ください。雨の天気の時は長靴をお願いします。
●定員:10人(申し込み先着順)